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こんばんは。
すっかり更新をサボってしまっている高橋です。
今回はちょっと変わった目の病気の猫さんがいらっしゃったので、少し紹介させていただきます。
飼い主さんのお話によると、1ヶ月前くらいから目が開けにくそうな様子が見られていたとのことです。
お話を伺って、少し考えます。
繰り返す目の違和感ですから、慢性のウイルス性結膜炎や外傷・治りにくいもので再発性角膜びらんなどを考えます。
どのような検査を提案しようかなどと考えながら、目を実際に見ました。
目の表面をニョロニョロしているものが見えました。
目ヤニかなと思いましたが、明らかに動いています。
そう今回自分が診させていただいたのは、東洋眼虫による寄生虫性の結膜炎でした。
写真を載せることも出来ますが、あまり見た目が良くないので、ご想像下さい。
目の中で虫が泳いでいる状態(ちなみに5匹成虫がいました)…めちゃくちゃ違和感ありそうですよね。
ちなみに自分が眼虫症を見たのは、2回目です。
以前に診た子は犬さんで犬さんの集会を関東圏ではないところ(長野とかもう少し西側だったような)に行かれた後に、しばらくして発症したとのことでした。
一応、教科書的には西日本には多いとされていますので、お出かけのある関東在住の犬さんに起こるのは分かります。
今回の猫さんはほとんど家から出ないとのことでしたが、よくよく伺うと、たまーに同居の犬さんとお散歩しているそうです。
関東圏でも東洋眼虫が常在しているということを知ることが出来ました。
ちなみに関東圏から出たことない・家の近くのみの生活で発症したことのある方、いらっしゃるようであればぜひ教えて下さい。珍しいと思います。
治療としては、動いている虫をピンセットでつまみ取って終了です。
なかなか収まらない目の痒み・違和感はもしかすると眼虫が潜んでいるかもしれません。
ちなみに人にも感染るそうです。涙や目ヤニを介してなので、そうそうないとは思いますが。
今回は自分にとって珍しい、目の病気の紹介でした。
あいす動物病院 高橋


