お知らせ
こんばんは。
あいす動物病院の高橋です。
最近は暑さの影響もあってか、お腹の調子を崩したり、食べムラが出ている子も多い印象です。
人もそうですが、酷暑ですので動物たちも夏バテしているんだと思います。
8月の臨時休診日のお知らせです。
8/25~29(月曜〜金曜) 夏季休診を頂きます。
9:00~12:00・16:00~18:00の間はスタッフがおります。
電話でのご予約やご相談・物品のお渡しなどは対応致します。
8/30(土曜) 終日診療致します
よろしくお願い致します。
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「猫の胸水と心臓病は関係があるの?」
「胸水が貯まるとどんな症状があるの?」
「胸水が疑われる時にはどんな検査をするの?」
上記のようなことが気になったことはありませんか?
胸水とは胸腔内に液体が貯まる状態のことです。
猫の胸水は心臓病が原因となっていることも多いです。
胸水が貯まっている猫では呼吸が早くなるなどの症状が見られます。
胸水の検査方法はレントゲン検査や超音波検査などです。
今回は猫の胸水の原因と心臓病との関係について解説していきます。
ぜひ最後までお読みいただき、猫の胸水の知見を深めてください。
猫の胸水とは
猫の胸水とは、胸腔内に液体が貯まる状態のことです。
正常でも胸腔内にはごく少量の液体がありますが、何らかの原因で液体が異常に増えることがあります。
胸水が貯まることで肺が十分に膨らまなくなり、
- 呼吸が早くなる
- 元気食欲が落ちる
- 口呼吸をする
などの症状が現れます。
特に呼吸が早い場合や口呼吸をしている場合は緊急性が高いことが多いです。
命に関わる症状であることもあるため、早めに動物病院を受診しましょう。
猫の胸水の原因
猫で胸水が貯まる主な原因には、
- 心臓病
- 腫瘍
- 感染症
- 外傷
などが挙げられます。
猫の胸水が貯まる原因で最も多いのは心臓病です。
猫の胸水と心臓病の関係

猫では心臓病が原因で胸水が貯まることが多いです。
心臓病が進行し、心臓の働き(ポンプ機能)が低下すると血液の流れが悪くなり、血管内の圧力が上昇します。
その結果、血管から液体が漏れ出し、徐々に胸腔内に液体が貯まります。
心臓病は初期には症状がほとんど見られないことも多く、気付かれにくい病気です。
そのため、胸水が貯まったことがきっかけで心臓病が見つかるケースもあります。
愛猫に元気に過ごしてもらうためにも心臓病を早期に発見し、治療を開始することが重要です。
動物病院で定期的に心臓の検査をしてもらいましょう。
心臓病
猫で胸水が貯まる心臓病は、
- 肥大型心筋症
- 拡張型心筋症
- 拘束型心筋症
などが挙げられます。
以下でそれぞれの心臓病について解説していきます。
肥大型心筋症
肥大型心筋症は猫で最も多く見られる心臓病です。
心臓の筋肉(心筋)が厚くなることで心臓の内腔が狭くなり、心臓に血液を十分に取り込めなくなります。
その結果、心臓のポンプ機能が低下し、血液の流れがうっ滞する(滞る)ことで胸水が起こることがあります。
初期には症状がほとんど見られないことも多く、進行してから呼吸が苦しくなることで気付かれるケースも少なくありません。
そのため、早期に発見するためにも定期的に心臓の検査を行うことが重要です。
拡張型心筋症
拡張型心筋症は栄養素の一つであるタウリンが欠乏することで心筋が薄くなり、収縮する力が弱くなる病気です。
発症すると心臓が全身に血液を送り出しづらくなり、心不全に進行し、胸水や呼吸困難を引き起こすことがあります。
現在ではキャットフードの栄養バランスの改善により発症は少なくなっています。
拘束型心筋症
拘束型心筋症は心筋が硬くなり拡張しにくくなる病気です。
猫では比較的まれな疾患です。
拘束型心筋症は心臓の中に血液が十分に入りにくくなり、血液がうっ滞します。
このうっ滞によって血管内の圧力が上昇し、胸水が貯まりやすくなります。
猫で胸水が疑われる時の検査
猫で胸水が疑われる場合の検査は主に
- レントゲン検査
- 超音波検査
- 胸水の検査
などです。
レントゲン検査や超音波検査では、胸腔内に液体が貯まっているかどうかや心臓の状態を確認します。
胸水が貯まっていることを確認した場合には胸水を採取し、性状を調べることで原因となる病気を推測することができます。
また、胸水を抜くことで呼吸をしやすくしてあげる治療の一環となるため、検査と治療を同時に行うことが一般的です。

まとめ
猫で胸水が貯まる原因はさまざまです。
猫では特に心臓病が原因で胸水が貯まることが多いです。
胸水が貯まってから心臓病に気付かれるケースも多くあります。
そのため、定期的な心臓の健診が重要です。
呼吸が早い、苦しそうなどの症状が見られる場合は早めに動物病院を受診しましょう。
当院では循環器の診療に力を入れております。
猫の胸水や心臓病で気になることがある方はぜひお気軽にご相談ください。
よくあるご質問(Q&A)
Q.猫の胸水の原因はすべて心臓病ですか?
A.猫の胸水は心臓病が原因となることが多いですが、すべての原因が心臓病とは限りません。
腫瘍や感染症、外傷などが原因となることもあるため、検査で原因を見極めることが重要です。
Q.猫に胸水が貯まるとどのような症状が見られますか?
A.猫に胸水が貯まると、呼吸が早くなる、口呼吸をする、元気や食欲が低下するなどの症状が見られます。
とくに呼吸の異常がある場合は緊急性が高いため、早めの受診が必要です。
Q.猫で胸水が疑われる場合はどのような検査を行いますか?
A.猫で胸水が疑われる場合は、レントゲン検査や超音波検査で胸腔内の液体や心臓の状態を確認します。
さらに、胸水を採取して性状を調べることで原因の特定につなげることができます。
市川市南八幡の動物病院
あいす動物病院















































